作曲の話

【作曲のお話】夢の話

こんにちは!音口です。

突然ですが、皆さんは明晰夢を見たことがありますか?
明晰夢とは何なのかご存じない方のために、ウィキペディアの引用を下記に記しますね。

明晰夢(めいせきむ、英語: Lucid dreaming)とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。

出典:ウィキペディア

これまでに一度も明晰夢を見たことがないという方にとってはスピリチュアルやオカルトに近い話題に感じられるかもしれませんが、明晰夢はレム睡眠中に脳が半分覚醒した状態に見やすいものなので、幽霊や精霊・神様といった証明が難しい存在に比べて現実に誰しも体験し得るものです。
目覚める直前の夢を鮮明に覚えていることがあるかと思いますが、それはまさしく明晰夢の初段階と言えると思います。

私の場合は自分の意思で明晰夢を見られるわけではなく、明晰夢を見るときは決まって夢のなかで必ず同じ状況・アクシデントが起こり、それがトリガーとなって夢を自覚し明晰夢に突入する流れがほとんどです。
夢の情景は必ずしも同じ場所ではないのですが、条件は同じ。

①「学校のような長い廊下で窓が張り巡らされている」
②「私は何かに追いかけ回されて階段を段飛ばしで下っている」
③「その何かから逃れるために階段の正面の窓から飛び出す」
④「これは夢だと自覚する」

このような条件がそろうとほぼ100%の確率で明晰夢を見ます。
なぜ④で夢だと自覚するかというと、それは私が極度の高所恐怖症だから。
①で学校のような~と表現しましたが、それは私の母校の設計に似ているからで、具体的には3~4階建ての大きな施設です。
現実では3~4階ともなれば窓辺に立つのも恐いのですが、夢のなかでの私はアクロバティック(笑)で何のためらいもなく窓から飛び出してしまいます(冷静に考えれば完全にアタオカ/笑)
現実じゃ2階建ての外階段も怖い私が、窓から身を乗り出すどころか飛び出してしまう。そこにめちゃくちゃ違和感を覚えるんだと思うんですよね。
「私らしくない」と思い至る→「これは夢だ」という気づきになってるんじゃないかと。

明晰夢に入ると、ウィキペディアの説明の通り、夢を自在に操れるようになるのですが、私の場合はそこまでに至るのはごくまれです。
大抵は「景色が鮮明になる」「ものの感触がわかるようになる」「においを感じる」「空を飛べるようになる(笑)」この4つがほとんどです。
特に景色が鮮明になるというのが顕著で、建物なら塗装や細部の構造、空ならグラデーションや明暗・雲の流れ…といったように、現実と差異がないレベルまでわかるようになる気がします。

恐らく目覚めが近いことにより五感がリアルに近いレベルで鋭くなっている影響なんだと思われますが、確かに明晰夢を見ることは目覚めの直前が多く、夢の内容を起きてもはっきり覚えています。
もちろん通常の夢のように起きて小一時間経つと忘れるということもなく、数年経った今でも鮮明に情景を思い出せるものもあります。

私の場合覚えているといえば見たものがほとんどですが、時には音楽を覚えている場合もありまして。
実は私の作った曲のなかにも夢のなかで聴いたフレーズを元に作ったものや、夢で見た情景を楽曲に反映させたものがあります。
「空ヲ飛ブ夢。」もその一つで、作曲時に浮かべていた情景はまさしく夢で見た光景そのものなのです。

クリエイティブな方は割と夢のなかで体験したことからインスピレーションを受け、作品に昇華させるということがままあるようで、有名どころだとビートルズのポール・マッカートニーが作曲した「イエスタデイ」も当時彼が夢のなかで聴いた曲をおこしたという有名な話がありますよね。

そのへんでペラペラと夢の話をすると電波だと思われがち(笑)なので、リアルでは気心許せる友人にしか夢の話をしたことがありませんが、私にとっては幼いころからずっと当たり前のように体験していたことで、音楽やイラストの趣味がなかったら夢の研究をしていたのではないかというくらいには深く感心があります。
ですが、リアルでは明晰夢を見たことがあるという方にまだ出会ったことがなく、いつかお会いできたらどのように体験しているのか根掘り葉掘り(笑)うかがってみたいです。
……まあ「明晰夢を見る」なんてそうそう気軽に打ち明けられるものでもないと思うので、そこまで立ち入った話をするまでに至れるかにかかってますが(笑)

近々リメイク予定の「怖い夢」というどストレートなネーミングの私の曲もまた、夢のなかでリングの貞子みたいな女性に追いかけ回されている最中に聴こえていた陰鬱なピアノの曲を編曲したものなので、楽曲投稿後、ぜひこの記事と併せて楽しんでもらえたら嬉しいです(*^^*)

ではでは、今回はこのへんで!

音口あいより